事務所社長と対立、氷川きよし独立への壁は? 「3億円超の借金の返済問題が」

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 紅組でも白組でもない、紅白歌合戦の特別企画が始まったのは2007年のこと。22年に注目を集めたのは、紅白を最後に長期休養に入ると宣言していた氷川きよし(45)だ。事務所社長との確執や独立話も報じられる一方で、巨額の借金も抱えたままである。

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 東京都内の閑静な住宅街の一角に、コンクリート打ちっぱなしの屋敷が建っている。地上2階、延べ床面積621平方メートルの大豪邸だ。主は演歌歌手の氷川きよしである。土地を購入したのは10年前だが、登記簿を見ると当時に設定された3億4496万円分の抵当権がそのままになっている。債権者は所属する長良プロダクションだ。

事務所との関係が変化

 氷川が活動の一時休止を宣言するのは22年1月21日のこと。〈自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい〉というのが表向きの理由だが、その直前、男性歌手としての違和感を本誌(「週刊新潮」)に吐露していた。「きーちゃん」として活動してゆくためのきっかけが必要だったに違いない。何より所属する長良プロダクションとの関係には複雑な思いがあったはずだ。

「高校を出て上京したものの3年間近く事務所が決まらなかった氷川を即決で採用したのが先代会長の長良じゅん氏でした。長良氏は10年以上前に急逝したのですが、氷川が土地を買うのはその少し前。彼に3億円以上の金を貸したのは長良氏からの“慰労”でもあったはず」(芸能記者)

 だが、経営者が長良氏の長男の神林義弘氏に代わると氷川との関係もぎくしゃくし始める。その背景にはやはり氷川のイメチェンがあったという。

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