日体大相撲部監督が学生からピンハネ疑惑 相撲の段位申請料に1万円上乗せして請求か

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 電撃引退を表明して話題の元小結・千代大龍(34)や、元関脇の嘉風(40)などの幕内力士を輩出した日本体育大学相撲部。強豪として知られる同部を、これまで幾度も大学日本一に導いてきた指導者には、ひた隠しにする錬金術があって――。

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 日体大スポーツ文化学部の教授で医学博士の肩書も持ち、理論派指導者としての評判も高い齋藤一雄監督(54)。アマチュア相撲界に君臨した日本大学元理事長・田中英壽氏(75)の右腕といわれ、一連の騒動で“ドン”が失脚したことで、日本相撲連盟の次期会長に推す声さえあるという。

知られざる“裏の顔”

 そんな監督には知られざる“裏の顔”があった。

「世田谷の高級住宅街にエレベーター付きの豪邸を構え、愛車はポルシェのカイエン。一介の大学教授なのに羽振りが良すぎます」

 そう明かすのは、齋藤監督を知る日体大OBだ。

「監督夫人はエルメス好きで、彼は大学の助手に命じて銀座までバーキンを買いに行かせたこともあったんです。結局、行列に並ぶ中国人集団に阻まれバッグを手に入れることができず、その助手を叱責するなどパワハラ気質なところもありましたが、なぜ金があるのか首をかしげる人は多い」

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