高畑裕太、演劇人として復活の兆し ワークショップに通い自ら営業

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父からオファー

「11月26日に幕を開けた劇団ONEOR8の『千一夜』(新宿シアタートップス=東京)に出演中です。ONEOR8は小規模な劇団ながら、作演出の田村孝裕さんは岸田國士戯曲賞の候補にもなった人で、演劇業界では有名です。業界関係者も見に来ますし、そこそこの評価がされるかもしれません」

 いきなり芸能活動を再開したわけではないという。

「遺品整理のアルバイトの後は、世田谷区の介護施設でヘルパーとして3年ほど働いていました。その間、別の劇団のスタッフとして手伝いをしたりして、様々なワークショップに通っては関係者と飲みに行って自ら営業し、舞台に出るようになっていったようです」

 やはりテレビは無理なのか。

「本人もそれはわかっているのでしょう。『舞台の仕事だけで食べている人はいるので、そこを目標にしている』と言っています。もっとも、今年9月に公開された映画にも出演しているんです。単館系の『ある役者たちの風景』(監督・沖正人)という作品で、主演は父親の大谷亮介さん(68)です」

 なぜ高畑が出演することになったか、彼のInstagramで明かされている。

《オファーの相談も、最初父から頂きました。/「おぉーぅ、裕太!久しぶり。いきなりだけど、父ちゃん今度映画やるんだけどさ、お前出る?」/「あ、うん。久しぶり。え?」/「バイト忙しい?」/「あ、まぁ、うん。それはぼちぼち。え?映画?」/「うん!出る?」/「あぁ……うん。まぁ、出る。かな。うん。出ます。はい。」/「オッケーィ☆」/みたいな。/その後、プロデューサーの川原様から正式にご連絡頂き、出演が決定いたしました。》(22年8月5日付)

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