悠仁さま、超進学校の授業に戸惑い? 周囲はすでに“受験モード”…紀子妃もナーバスに

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モチベーションを保ちにくい?

 懸念の尽きないご一家について、家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏が言う。

「ご自身の勉強に対する“やる気”が大事なのはもちろんですが、その前提として『学校が楽しいか』『なじめているか』といった点が重要になってきます。悠仁さまの高校は学習院とは異なり、皇室に慣れていません。周囲と距離が生じてなじむことができなければ、その学校で頑張ろうというお気持ちも薄れてしまうことでしょう」

 その上で、以下のように解説するのだ。

「もし悠仁さまが自らのご希望ではなく、ご両親のご意向で筑附へ進学なさったのだとしたら、なおさらモチベーションを保ちにくいはずです。秋篠宮家は、お子様方のご意思を尊重される家風とはいわれながらも、眞子さんの結婚については皇族として冷淡な対応をなさいました。そのご様子を悠仁さまも目の当たりにされており、“本当にやりたいようにはできないのだろうか”と、混沌とした感情を抱かれてもおかしくありません」

 ご進学にひとかたならぬ思いを寄せられる紀子妃もまた、

「“特別扱いはしないでほしい”という秋篠宮さまのご意向に従われながらも、立派なお世継ぎを育てなければならない難しいお立場だと拝察いたします。ですが、そんな状況下でも『初めての“東大出の天皇”を世に送り出したい』『そんな優秀な息子を育て上げた母だと思われたい』といったご意向をお持ちなのではないでしょうか」

「お田植え」の違和感

 かような紀子妃のお姿には、皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授も、

「悠仁さまが将来の天皇にふさわしいとアピールなさりたいあまり、やや先走っておられるのではと感じます。今年9月6日のお誕生日には、赤坂御用地内で水田を見守られる悠仁さまの映像が公開されました。が、お田植えとは昭和天皇が始められ、御代替わりで上皇さま、今上陛下へと受け継がれたもの。ご自身の趣味としてならばともかく、そのお姿を国民に喧伝なさるのは、いわば“勇み足”なのではないでしょうか」

 そう指摘するのだ。

「いまの悠仁さまに求められるのは立派な学歴ではなく、立派な人格を身に付け、将来の天皇のご自覚をお持ちになることです。悠仁さまが歩まれている学歴のレールは、受験競争の中でも最も激しい場所へ向かっている。競争社会の只中にある受験校での生活において、これからの時代にふさわしい帝王学を学ばれ、将来のお立場についてお考えになるゆとりがあるのか、心配でなりません」

週刊新潮 2022年11月24日号掲載

特集「『悠仁さま』初の『東大天皇』悲願の『紀子さま』が焦燥 “赤点危機”で赤門赤信号!?」より

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