中国共産党大会で胡錦濤前国家主席が退場のナゾ 習近平も困惑…背景にパーキンソン病、認知症か

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 熾烈(しれつ)な権力闘争、その非情さを象徴するかのごとき光景である。かつて中国トップの座に君臨した長老が、公の場から引きずり出された“事件”。理由を巡ってはさまざまな臆測が飛んだが、最も困惑したのは他ならぬ「あの人物」だという。

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 異変は海外メディアの入場が許された直後に起きた。10月22日、中国・北京の人民大会堂で行われた中国共産党大会の閉幕式で、胡錦濤前国家主席(79)が突然、右脇を抱えられ、姿を消してしまったのだ。...

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