フジは複雑な心境…日テレ1月期ドラマ、門脇麦主演「リバーサルオーケストラ」発表のウラ
ヤリ手の社長とプロデューサー
「門脇の所属事務所はユマニテ。NHKの朝ドラ『まんぷく』でヒロインを務めた安藤サクラ(36)、今期の連ドラでは日曜劇場『アトムの童』(TBS)のヒロイン・岸井ゆきの(30)、『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジ/カンテレ制作)に出演中の三浦透子(26)、また、映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した韓国人女優のシム・ウンギョン(28)など、個性的な演技派が揃っていることで知られます。その一方で、満島ひかり(36)、満島真之介(33)の姉弟をあっさり独立させるなど、社長の畠中鈴子氏の眼目と個性で成り立つ事務所です」
かつて東出昌大(34)も所属していた。
「最初の不倫報道の際は、CMの違約金を事務所が肩代わりした上で、畠中社長は“全力でサポートする”と宣言していました。ところが、間もなく2度目のスキャンダルが発覚すると、“東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました”として“これ以上、共に歩くことはできないという結論に達しました”とキッパリと決別を宣言したことでマスコミを驚かせました」
辣腕社長ゆえ、フライングリリースを容認したのだろうか。
「日テレ側のプロデューサー・鈴間広枝さんもヤリ手として名高い。『リバーサルオーケストラ』に門脇と田中圭(38)を起用することは、昨年末には決まっていたそうです。鈴間さんは『あなたの番です』(主演:原田知世&田中圭)も担当しており、昨年12月に公開された映画『あなたの番です 劇場版』には門脇も出演していました。その時に関係ができたのでしょう。対して、フジの『親愛なる僕へ――』が決まったのはその後だったのでしょう。フジの了解もなく、今回のリリースはできなかったはずです」
テレビ業界も変わったということか。
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