小室さん合格後の「耳にイヤホン」から宮内庁が読み取った意味深なメッセージ

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

自由で自分らしいスタイル

 記者が続ける。

「この人の言い方はちょっと深読みな印象を持ちましたが、“耳にイヤホンというのは象徴的な意味もあって、外野の声なんて気にしないみたいなメッセージにもなり得る”とも話していました。いわゆる“聞く力”が不足しているというところでしょうかね」

 これまでも圭さんのスタイルは物議を醸してきた。一時帰国直前、今回同様に髪を束ねて登場したかと思えばバッサリ切ったり、かなりカジュアルな装いで司法試験会場に現れたり……。

「一時帰国前に髪を切ろうと思っていたのに、意図せずロングヘアのタイミングで見つかってしまったようですね。ともあれ、自由で自分らしいスタイルを謳歌しているということだと思います。それ自体は何ら問題ないと思いますが、“皇室に格式を求める層にとっては違和感が残る。そしてそういった層は日本に数多い”との指摘もありました」(同)

「わかってくれる人だけにわかってもらえば良い」というスタンスでは、どうしても一定のハレーションが起き得るということなのだろうか。

「将来の天皇陛下の姉やその夫というのは、やはり大きな意味を持つということなんでしょうね」(同)

世間の風向きは変わっていた

「今回の合格を受け、夫妻が帰国するのか否かについて宮内庁などが調査したということですが、“本来なら圭さんが秋篠宮さま側に出向いてあいさつがあって然るべきではないか。普通じゃないよね”という声もあがっていました」

 と、別の記者。そう簡単に帰国できる状況ではないようにも見えるが――

「もちろん、抱えている仕事とか色んな事情があるでしょう。また、実際に電話などで報告があったのかもしれませんが、”秋篠宮さまと実際に面会して報告するだけでも随分と世間の風向きは変わっていたように思います”という見方もありましたね」(同)

 それに加えて、

「圭さんも法曹資格を目指し、それを成し遂げたくらいなのだから、秋篠宮さまや国民の声を敏感に感じているはずです。“それに対して少しでも配慮というか歩み寄りをすれば、国民にもっと祝福・歓迎されていたのに”と残念がる声が聞かれたのも事実です」(同)

 誰もが自分らしくありたい、生きたいと願う一方で、誰もひとりでは生きられず、何かや誰かと繋がっていかざるを得ない。その間の相克のようなものが、小室さん夫妻にも起こっているのかも知れない。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。