「ドクターX」ファンも大満足 新BIG3と言われ始めた「ザ・トラベルナース」の楽しみ方

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テレ朝・年間三冠の希望

「岡田は知名度のわりに、ドラマの代表作がありません。それを逆手に取ったフレッシュさが成功しているように思えます。ナース陣も、寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代など、数字を持っている俳優ばかり。共演者たちが『ドクターX』の誰にあたるかを考えるのも面白い。西田さんが松平さんというのは当然としても、内田有紀が菜々緒、野村萬斎が柳葉敏郎といったところでしょうか。初回の高視聴率も頷けます」

 ちなみに木曜ドラマ枠の初回視聴率11・9%は、今年最高の記録だ。

●1月期「となりのチカラ」(主演:松本潤)初回11・5%、平均9・2%
●4月期「未来への10カウント」(主演:木村拓哉)初回11・8%、平均10・9%
●7月期「六本木クラス」(主演:竹内涼真)初回9・6%、平均9・3%

「これらを上回るのは、昨年10月期の『ドクターX』(第7期)の初回19・0%、平均16・5%です。『ザ・トラベルナース』がどこまで『ドクターX』に迫れるかが、テレ朝の年間視聴率にかかっています。実際、初回が放送された10月第3週は、個人・世帯ともにテレ朝が三冠(全日、ゴールデンタイム、プライムタイム)に輝きました。『相棒』、『科捜研』に続き、『ザ・ドラベルナース』がスタートし、“新BIG3”が出揃ったためでしょう。この勢いが年末まで続くとすれば、現在1位の日テレの年間視聴率三冠が危うくなる可能性も出てきました」

 10月27日、「ザ・トラベルナース」第2話は11・1%だった。裏では大接戦だったヤクルトVS.オリックスの「日本シリーズ」(フジテレビ)が放送されていた。それでも初回とあまり変わらない視聴率だったことは大健闘だろう。

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