山際大臣とベッタリの信者、教会大幹部の運転手だった! 元秘書も告発「資料破棄は200%ウソ」

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「資料破棄は200%ウソ」

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。

「山際さんのおかげで国会審議に影響が出る可能性があります。物価高の問題などしっかり議論しなければいけないことがありますし、増額される防衛費の問題も浮上してくる。この問題で責め立てられると、岸田政権にはボディーブローのように効いてくるでしょう」

 呆れるのは山際大臣の対応だと続ける。

「“資料を1年で整理している”“報道を見る限りそうかもしれません”といった答え方で国民が納得すると本当に思っているのでしょうか。国民をなめ切っているとしか思えません」

 資料の保管方法について、大臣の元秘書がこうささやく。

「1年ごとに資料を破棄しているなんて200%ウソですよ。私が在籍しているときはしっかり保管していたし、そのための倉庫のようなものも地元に借りていましたよ」

 統一教会が霊感商法などの過去の醜聞を隠すために改称したのと同様、山際大臣も臭いものには蓋で、徹底的に保身を図る。

 政権を支える大臣として、名誉は傷つくばかり。臨時国会で木っ端みじんに打ち砕かれる前に、世のため人のため、ぜひとも内閣からの「撤退」をお勧めしたい。

週刊新潮 2022年10月13日号掲載

特集「『統一教会国会』開幕 教団が生んだ大臣『山際』の底なし癒着」より

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