「ミイラ化した赤ちゃんの遺体が部屋に」――発見者と「産みの親」との意外すぎる関係が判明!

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DNA鑑定の結果は?

 結果は、「親子関係有り」だった。

「驚きましたね。ここから先はなかなか詳細が掴めておらず、あくまでも捜査当局内外で交わされている話になりますが」という記者がこう続ける。

「このマンションの一室に女性は一人で暮らしていたが、彼女の母親もちょくちょくやってきていた。その母親は赤ちゃんの遺体を目の届かない場所に隠した後、死去した。時期はもちろん1年以内の話だ」

 DNA鑑定の結果、赤ちゃんは死亡から数年以上が経過していたと推定される。

「通常の出産年齢や27歳という通報女性の年齢も踏まえると、母親は40歳後半~55歳前後で亡くなったと見られます。病院で出産すれば出生届を出す必要などがありますから、そうではない場所で人知れず産んだと考えるのが自然で、通報女性は母親が出産していた事実を事前に知らなかったのでしょう」(同)

 赤ちゃんは通報女性にとっては、弟か妹にあたるということになる。

「念のため、通報女性とのきょうだい関係についてもDNA鑑定を行ったと見られます」(同)

父親の存在について

 容疑者の可能性が高い母親が死亡しているため、死体遺棄容疑で彼女を書類送検して、事件としては終結することになりそうだが、こんな展開も想定され得るという。

「通報女性が赤ちゃんの父親について証言し、かつ存命ならば、警察は父親にも事情を聴くことになります。父親の手で赤ちゃんを殺害した可能性があるようなら、殺人容疑に切り替えての捜査もあり得るでしょう」(同)

 もちろん警察は証言を引き出すことを諦めているというわけではないが、

「その可能性は極めて低いと見られます。仮に父親の聴取に持ち込めたとしても、自分の立場が悪くなるような証言はしないはずです。母親が手紙などの何らかの手がかりを残しているなら別ですが、基本的には“妊娠していたことも知らなかった”と証言されてしまうと、それ以上の追及は難しいでしょう」(同)

 最初に女性の対応した交番の警察官も含め、当局側にとって忘れ難い事件になったということは間違いない。

デイリー新潮編集部

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