プロペラ3万円、機内食カート5万円! 航空マニア大喜びのジャンク市を見に行った

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2020年9月以来の開催となった

 9月10日と11日の2日間、成田空港にほど近い「航空科学博物館」で、航空機ファンの間で有名な、あるイベントが開催された。

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 その名も、航空機パーツの「ジャンク市」。コロナ禍の影響もあり、今回は2020年9月以来、2年ぶりの開催となった。

2日間で延べ2579名が来場

 航空機ファンが開催を待ち望んでいたこのイベント、同博物館の八木保男さんによると、

「開催2日間合計で2579名のご来場。コロナ前が約3千名でしたから、大盛況でしょう」

 とのこと。

 来場の目的は人それぞれ。ホンモノのジャンクパーツを求める人から、B級品の飛行機模型を大人買いする人までさまざまだ。

 青森から来場した男性は、

「3万円のセスナのプロペラを買いました。玄関にオブジェとして飾ろうかな」

旅行会社の打ち合わせスペース用に、ホンモノのシートを購入!

 東京で旅行会社を経営する男性は、

「29万円の2人掛け上級クラスシートや5万円の機内食カートなど全部で50万円近く購入しました。打ち合わせスペースで、お客様にこのシートに座ってもらい、機内食カートでお茶をお持ちしたら、旅気分が盛り上がるでしょう」

 と、コロナ後を見据える。

 埼玉から来た男性は、お目当ての、空港への道路標識を2万5千円でゲット。

「早起きして来たかいがありました」

 と満足気だった。

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