「アッコにおまかせ!」37年目にして訪れた重大な危機

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若返りが必要だが

「93年からサブを務める峰竜太も70歳です。TBSの番組は、一時の人気に頼り切ったために長寿番組化してしまい、切るに切れなくなってしまうというパターンが少なくありません。日曜日はそれが顕著で、21年4月よりBS-TBSに行った森本毅郎さん(82)の『噂の!東京マガジン』もそうでした。朝には関口宏さん(79)の『サンデーモーニング』もあります。いくら世帯視聴率が取れても、いまや高齢者しか見ない番組はスポンサーが見向きもしません。TBSにとって経営問題にもなりかねない状況です」

「アッコにおまかせ!」の初回からのスポンサーだった富士薬品が、一昨年に降りたことが話題となった。

「和田さんのギャラは1本で推定180万円。彼女自身にとってもホリプロにとっても、番組をなくしたくはないでしょう。TBSにしても、ホリプロとの関係は続けていきたいはずです。いっそのこと和田さんを本当の“ご意見番”にして、MCの若返りを図るべきでしょう」

 後継者もホリプロに?

「それが見当たらない。実力のある榊原郁恵(63)、井森美幸(53)、山瀬まみ(52)では若返りとは言いがたい。石原さとみ(35)、綾瀬はるか(37)はもはや大女優ですし、小島瑠璃子(28)は中国に行ってしまう。『新婚さんいらっしゃい!』(テレ朝/朝日放送制作)を山瀬から引き継いだ井上咲楽(22)はまだ修行中の身です。ホリプロもまた和田さんに頼りすぎて、後継者を育てられなかったと思います」

「アッコにおまかせ!」はどうなるのだろう?

「2025年の40周年まではやりたいでしょうが、正直言って、このままでは……」

デイリー新潮編集部

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