「200キロの巨体で、キレキレのダンス」――中国史上に残る大悪党「安禄山」とは何者だったのか

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 中国史上には数多くの「悪党」が存在する。中でも、唐を滅亡寸前に追いやった安禄山(あんろくざん)は、「平家物語」でも言及され、その名前は日本でも比較的よく知られている。いったいどんな人物だったのか。中国史の第一人者・岡本隆司さんの新刊『悪党たちの中華帝国』から、安禄山に関する記述を再編集してお届けしよう。

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