渋谷通り魔事件 15歳少女は「夏期講習に行く」と言って家を出た 背景に浮かぶ保健室登校と母親への憎悪

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お母さんの嫌なところが似てきた

「少女は『お母さんは機嫌が悪くなると態度に出る』『お母さんの嫌なところに自分が似てきたのが嫌だったので殺そうと思った』と母親に対する気持ちを語っています。中学2年生の弟については、『お母さんの遺体を弟に見せるのは嫌だったので一緒に殺そうと思った』と。そもそも、死刑になりたいという目的と母親を殺したいという目的のどちらを達成したかったのかもよくわからない」(同)

 幸いにも二人の被害者に命の別状はないというが、19歳の女性が負った刺し傷は10センチにも及んでおり、今後の生活にも大きな影響を及ぼすとみられる。少女が抱えていた心の闇は、今後の捜査で解明されるのだろうか。

デイリー新潮編集部

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