小島瑠璃子が中国留学を宣言 10年前の悪夢を思い出す人も

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 8月8日、“こじるり”ことタレントの小島瑠璃子(28)が自身のTwitterで、中国での活動を見据えて来年から中国の大学に留学することを発表した。中国といえば、コロナ禍によるロックダウンは拡大中だし、なにより日本との関係も台湾問題で決して良くはない。なぜ彼女は中国を選んだのだろう。

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 こじるりは、2009年のホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞して芸能界入りした。それからあっという間にバラエティ番組を席巻することになる。当時の様子をマネージャーが、ホリプロのホームページ内で語っている。

《デビューして間もない小島瑠璃子を担当し、売れていく過程を経験できたことは強烈な経験でした。彼女がまだそこまで仕事がなかった頃、社内掲示板に貼ってあったある番組のオーディション情報が目に留まったんです。「彼女にフィットしそう」と確信を持ちました。ところが応募締め切りは当日。すぐに上司の許可を得てテレビ局に駆け込みました。応募は無事に完了し、本人がオーディションをがんばってくれた結果、見事合格。すると、番組を見て彼女の才能に気付いた別番組のプロデューサーから声がかかり、そのうち他局も注目してくれて。気付いたらスケジュールはびっしりでしたね。》

 2015年にはタレント番組出演本数ランキング(ニホンモニター)で、女性部門の年間女王(429番組)になった。民放プロデューサーは言う。

「バラエティのみならず、『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京)や、MCに起用された『サタデープラス』(TBS系/毎日放送制作)、スポーツニュース番組『S☆1』(TBS)の仕切りも好評で、売れっ子No.1の座に」

 ところが今年に入って、レギュラー番組が次々と消えていった。

2年前から中国移住発言

「3月には、さまぁ~ずの三村マサカズとのラジオ『みむこじラジオ!』(ニッポン放送)が突然終了。ナビゲーターを担当した『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)も降板し、毎日のように見た彼女の地上波レギュラー番組は、現在『サタプラ』と『プレミアの巣窟』(フジテレビ)の2本のみとなってしまいました」

 中国留学のため、仕事を整理したということか。

「そのためもあるでしょうが、彼女が中国移住を考え始めたのは今に始まったことではないのです」

 19年11月5日、彼女はまず中国最大級のSNS「微博(Weibo)」でアカウントを開設し、中国語で自己紹介する動画を投稿した。

 20年1月、「みむこじラジオ!」では、正月に住まいを探すために中国に行ったことを発表。

 3月15日に放送された「ますおか&こじるりのベタな旅人 トラベター」(北海道放送)では、4月から中国に移住するつもりだったがコロナ禍で見送ったと語っていた。

 3月20日、彼女は中国のネット番組「和飯情報局(現・和飯団)」に出演し、中国語を学ぶようになったきっかけを語っている。

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