「ママなのにキレイ」は時代遅れの褒め言葉? 山田優への手のひら返しの評価に違和感

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 小栗旬さん・山田優さん夫婦に第4子が誕生したそうだ。おめでとうございます。不況の中、4人も子育てできる経済力や、大河ドラマでも活躍目覚ましい小栗さんへの称賛、そして山田さんの変わらぬ美貌とスタイルには大きな反響が寄せられている。「4人も子どもがいるように見えない」と。

 ネットニュースのヘッドラインで切り出される、女性タレントの自撮りへの称賛コメントはおおよそ3パターンだ。「おキレイすぎます」「尊い」と、美しさを誇張するもの。「神」「天使かと思った」など、異次元の存在に例えるもの。そして出産経験のあるタレントに一番多いのは、「ママに見えない」ではないだろうか。桐谷美玲さん、板野友美さん、長谷川京子さん……ここ3カ月を見ても、子育て中の女性タレントの投稿には、ほぼ100%の確率でつく褒め言葉といっても差し支えない状態だ。

 単に「キレイ」だけなら気にならない。でも頭に「ママに見えない」がつくと、「ママはキレイではない」という前提条件で話していることになってしまう。若々しい男性は「父親に見えない」とは言われないのに? 考えすぎかもしれないが、モヤモヤの種は尽きない。

 太ったり肌が荒れたり、抜け毛に白髪……出産後はホルモンバランスの関係含め、外見が変わるのは当たり前。子育てに追われ、美容やファッションも二の次になりがちだ。抜群のスタイルとブランド服でキメたママタレの姿に励まされる人もいれば、見ると落ち込んでしまう人もいるだろう。一方、多様な美を認めようという時代にあって、細く若々しい姿こそベストと思わせる発信もいかがなものか、という声もある。「ママに見えないほどキレイ」「ママなのにキレイ」という褒め言葉は、手放しで喜べない引っ掛かりをはらみ始めているのではないだろうか。

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