「テレ東」支配の「日経新聞」に手痛い株主提案 社説でも掲げた「親子上場」批判のご高説は?
死んだ資本
M&Aアドバイザーによれば、テレビ東京は非効率な経営に陥っているうえ、株価は、民放キー局4社と比べて一番下げ幅がひどいとのこと。
「たとえば同局は、ANAやヤクルト本社といった放送業との関連性が不明な“政策保有株”を大量に持っている。これらの資産は放送事業のために使われていません。日経新聞も、こうした状態を『死んだ資本』と紙面で批判しているではないか、とリム社は指摘しています」
しかも、テレビ東京の重役は、日経からの天下りや大物財界人が連なっている。
「テレビ東京の経営陣=日経新聞の元役員の天下りを批判できるはずがないというわけです」
日経新聞は、自分たちが掲げてきた「ご高説」を元身内から指摘されてしまった格好だ。
「週刊新潮」2022年6月2日号「MONEY」欄の有料版では、日経新聞からテレビ東京への天下りをはじめとする「日経支配」の実態と、リム社による株主提案の内容を詳報する。
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