大谷翔平の移籍先はどこか 専門家が挙げる「大本命」「対抗」「大穴」の球団名

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本命は、あのチーム!?

【1】先発14試合・8勝4敗:大谷翔平
【2】先発13試合・7勝6敗:マイケル・ロレンゼン(30)
【3】先発13試合・5勝7敗:ノア・シンダーガード(29)
【4】先発14試合・3勝4敗:パトリック・サンドバル(25)
【5】先発13試合・2勝3敗:リード・デトマーズ(23)

「エンゼルスの投手陣は良くありません。しかし、良くないからこそ、大谷投手が活躍できるという側面もあるのです。ドジャースに話を戻すと、打線も左の好打者を擁しています。“投手大谷”だけでなく“打者大谷”も、『必要ありません』というのが本音ではないでしょうか」(同・友成氏)

 ドジャースの場合、チーム5位となる11本塁打を放っているコディ・ベリンジャー(26)とのフレディ・フリーマン(32)が左バッターだ。

 では本命はどのチームか。友成氏が「ここが大谷を獲得しないなら、他はないと言っていい」とまで断言するのは、ニューヨーク・メッツだ。早速、投手陣を、こちらは先発数順に見てみよう。

【1】先発17試合・9勝4敗:カルロス・カラスコ(35)
【2】先発16試合・6勝6敗:クリス・バジット(33)
【3】先発15試合・7勝2敗:タイワン・ウォーカー(29)
【4】先発11試合・5勝1敗:デービッド・ピーターソン(26)
【5】先発9試合・5勝1敗:マックス・シャーザー(37)
【6】先発9試合・4勝2敗:タイラー・メギル(26)
【7】先発8試合・2勝5敗:トレバー・ウィリアムズ(30)

メッツ投手陣は火の車

 メッツは53勝33敗で、ナショナル・リーグ東地区の首位を走っている。だが、先発投手の成績を見ると、5本柱や4本柱がいるわけではないことが分かる。盤石な先発陣というわけではないのだ。これには理由があるという。

「エースのジェイコブ・デグロム投手(34)は2019年、最長6年の総額1億7000万ドル(約187億7820万円)での契約延長を合意した選手ですが、今季は右肩の炎症で全く投げられていません。更に昨年、3年総額1億3000万ドル(約175億円)で契約したマックス・シャーザー投手(37)も5月に負傷者リスト入りし、7月になってようやく復帰したのです」(同・友成氏)

 メッツは両エースをケガで欠いているため、7人の先発投手で必死にやり繰りしてきた。その結果、「5人の先発投手が中4日で回す」というローテーションにはなっていない。

「メッツのバック・ショーウォルター監督(66)は緻密な采配で知られ、細かい投手起用ができる監督です。デグロム投手は7月に1Aで初登板しましたが、不安は拭えていません。シャーザー投手にも監督は細心の注意を払っているはずです。両エースの状態は万全ではなく、ローテーションも変則の状態が続いている。これはつまり、中6日の大谷投手を起用できる“余地”があるということを意味します」(同・友成氏)

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