統一教会から分派「サンクチュアリ教会」指導者が来日 文鮮明7男は集会でアブナイ発言を連発

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日本でもトランプ支援デモ

 そもそもサンクチュアリ教会は、2012年に統一教会の創立者・文鮮明氏が死去した後、その妻で現・統一教会総裁の韓鶴子(ハン・ハクジャ=79)氏と子供たちの間で跡目争いが勃発し、3男派や7男派が分派。7男の亨進氏が設立したのがサンクチュアリ教会である。

 その日本組織は一般社団法人「日本サンクチュアリ協会」(本部・東京都文京区)で、全国に約60の支部教会を持つ。同協会のウェブサイトによると、2015年に統一教会から離れた時点でのメンバーは40人と、かなりの小集団だった。

 亨進氏がトランプ支持を打ち出した2017年以降、日本でも信者がトランプ氏を支持するデモや街宣を展開した。大統領選の一般投票でトランプ氏の敗北が濃厚となった2020年11月頃には激しく活動し、同月下旬には日比谷公園前から銀座を抜けるルートで、1000人近い参加者を集めるトランプ支援デモを行った。

 当時、デイリー新潮でも「博多でトランプを支援する『Jアノン』 デモ密着で見えた正体」(21年01月19日配信)で、このデモを取材したルポライターの安田峰俊氏によるリポートを配信した。

 彼らはトランプ氏の敗北が確定した後は、自民党総裁選で高市早苗氏を支持する街宣を行い、さらに反北京冬季五輪の集会とデモも行った。このデモに、自民党の国会議員4人が激励メッセージを寄せたことは、デイリー新潮「北京五輪をボイコットせよ! 『Jアノン』が1年ぶりに大集結を実況中継」(21年12月14日配信)でも報じた。今年6月の参院選公示直前には、参院選で幸福実現党と参政党を応援する旨ののぼりを掲げたサンクチュアリ教会の街宣車が目撃されている。

 統一教会から分派した直後に比べ、最近は組織を拡大しているようだ。亨進氏の日本縦断ツアーの第一声となった「文亨進二代王帰還歓迎勝利報告大会 日本大会」の「東京大会」(6月25日)には400人近い信者たちが集まった。

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