「解散の話はしたことない」 玉袋筋太郎が語った相方・水道橋博士の出馬へのエール

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「政治と宗教の話は…」

 そこで、水道橋博士本人に問うと、

「新居はまた高円寺の物件になるかもしれないけど、自宅を売るのは決まっていることですよ」

 そうあっけらかんと答えるのだ。

「ただ、理由は選挙だけじゃなくて、維新との裁判もあるし、3人の子どもも大きくなった。狭小住宅で老後も大変なんです。中央線沿線で新居を探しています」

 とはいっても、芸能界引退となれば大事には違いない。一世一代の大勝負、政治家になることについて、相方の玉袋筋太郎には、

「メールを送って、そのまま。やりとりはないです」

「解散なんて話はしたことないし」

 これまたあっさりと言うので、本誌(「週刊新潮」)が代わって玉袋に心の内を尋ねた。

「コンビでも政治と宗教の話は持ち込まないってのが、ルールじゃないすか。でも、すげーなって思いますよ」

 と、玉袋。

「普通、政治家になるなんて考えないじゃないですか。辻立ちとか大変だと思うんで。芸能界を辞めるとかそのくらい覚悟しないと、投票してくれる人に失礼ですもんね、うん、すごい覚悟だよ」

 しかし、芸能界引退となれば、コンビ解散となるのでは……。

「二人での活動はアサヒ芸能の対談くらいだけど、解散なんて話はしたことないし。ただ、体は心配よ。ぶっ倒れないようにしてくれねーかなって。それくらいしかねえなあ」

週刊新潮 2022年6月30日号掲載

特集「脛にキズ 『参院選の俗物図鑑』」より

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