フジ「ポップUP!」 ついに視聴率1・3% 起死回生の「昼ドラ」で今さらの禁断シーン

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 6月16日、フジテレビの平日昼の情報バラエティ「ポップUP!」(11:45~14:45)の視聴率は1・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)だった。4月の放送開始以来、低視聴率に喘いできたが、ついに歴代最低を記録した。テコ入れの一環である昼ドラも全く功を奏さず……。

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 坂上忍の「バイキングMORE」を打ち切り、4月4日にスタートした「ポップUP!」の初回視聴率は3・2%だった。“ご祝儀がなかった”という声もあったが、今にして思えば、3%台はマシなほうだった。

 デイリー新潮は「低迷『ポップUP!』は『ラヴィット!』になれるか 社内で囁かれる意外なリニューアル案とは」(5月18日配信)で、起死回生の秘策として“昼ドラ復活”案が出ていることを報じた。

 実際、5月20日から毎週金曜日に、「昼上がりのオンナたち」(13:30頃から)が放送された。1話20分程度で、全4話だった。民放プロデューサーは言う。

「初回が放送された20日の視聴率は1・8%でした。その後も振るわず、数字的には全く効果はなかったようです」

 かつてフジの昼ドラと言えば、「真珠夫人」や「牡丹と薔薇」、「冬の輪舞」など、ドロドロの愛憎劇が社会現象となったほどだ。

「1964年から2016年にかけて52年も続いた昼ドラ枠(13:30~14:00※当初は15分枠)でしたが、制作は東海テレビでした。東海テレビの昼ドラが終了したことで地上波から昼ドラ枠はなくなったものの、翌17年にテレビ朝日が『やすらぎの郷』で復活させました」

 倉本聰・脚本の「やすらぎの郷」は大きな話題となった。だが、第2シリーズの「やすらぎの刻~道」の終了とともに、テレ朝の昼ドラ枠も消えた。

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