パワハラは認定されず「愛媛農業アイドル自殺訴訟」で原告の遺族が敗訴 「誹謗中傷に苦しんだ3年半」を事務所社長が告白

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「主文。原告らの請求をいずれも棄却する」

 愛媛県を拠点に活動していた“農業アイドル”グループ「愛の葉Girls(えのはガールズ)」のメンバーだった、大本萌景(ほのか)さん(享年16)の自殺から4年3カ月。遺族側が、「自殺は元所属事務所のパワハラや苛酷な労働環境が原因である」として、元所属事務所社長らを相手取り約9200万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が、6月9日、東京地方裁判所で言い渡された。

 裁判所は「グループの活動により、萌景さんに正常な認識等が阻害される程度の強い精神的負荷がかかっていたとは認められない」とし、遺族側の訴えを全面的に退けた。...

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