プーチンの「核攻撃」指令がクーデターの引き金に? 腹水手術の真偽は

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3カ月で追放

 あらゆる“兆候”がプーチンの凋落を示す中で、これまで以上に説得力をもって聞こえるのが、クーデターの可能性を指摘する声だ。

「The U.S. Sun」5月19日配信の記事は、

〈プーチン時代の終わり 無謀な侵略で、“すでにウクライナとの戦争に負けた”暴君プーチンは“3カ月で追放される”と専門家が語る〉

 というタイトルで、専門家の言葉を以下のように伝えた。

〈ロシアが有する殺傷能力が最も高い兵器(核兵器)を発射するために必要な“5人の人物”の1人以上が、その命令に従うことを拒む可能性がある。「そして、この命令服従拒否は十中八九クーデターを誘発する。なぜなら、王の命令に従うことを拒んだ後は、すべての物事が非常に速く展開していくからだ」〉

 前出の中村氏もこう語る。

「大統領以外で核兵器の発射権限を有するといわれているのは、国防相のショイグと露軍参謀総長のゲラシモフですが、彼らが使用に反対する展開は十分にあり得ます。また、現場レベルでも、命令を素直に実行せずに時間稼ぎをし、その態度で不満を表明する、などということも考えられます」

週刊新潮 2022年6月2日号掲載

ワイド特集「シン・人間喜劇」より

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