クマのぬいぐるみに仕掛けられた砲弾……撤退するロシア軍が残した「卑劣すぎるトラップ」

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女性の機転で仕掛けられた手榴弾が見つかったケースも

 手榴弾もごろごろしている。木の幹に手榴弾がくくりつけられており、近くを通りかかった人がワイヤーに引っ掛かって安全ピンを外してしまうと、数秒後に爆発する仕組みなのだ。民家の棚に置かれたコップの中に手榴弾が入っているというケースもあるという。そのトラップの仕組みはといえば――。

「これはすでに安全装置が外してある状態で、コップの外に出してしまうと爆発します。戸を開けると同時にコップが倒れるようになっていたのでしょう」(同)

 あるウクライナ人女性は、帰宅後、ピアノの上のトロフィーの位置が変わっているのに気付いた。そこに不審を抱いた彼女の機転で、ピアノに仕掛けられた手榴弾が見つかった例もあったという。

 撤退するロシア軍の“置き土産”は残酷極まる卑劣なトラップだったのだ。

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