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「知床遊覧船」事故、強欲社長が「逮捕されない」可能性 元船長が明かす “重大な過失”
北海道・知床沖で観光船「KAZU I(カズ・ワン)」が沈没した事故から2週間余り。海上保安庁は運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)と、今なお行方不明の豊田徳幸船長(54)に対し、業務上過失致死容疑ですでに捜査に乗り出してはいる。だが数々の責任を負うべき社長の逮捕は、困難という見方が強い。
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現在のところ、桂田社長は行動を制限されている様子もない。
「海保も遊んでいるわけではないんです。運航会社を家宅捜索していますし、社長にも事情聴取を始めている。...
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〈知床観光船事故〉GWに同じコースを辿った50代観光客が証言する「寒さ」と「強風」
北海道の知床半島沖で起きた観光船「KAZU 1」の遭難事故。発生から3日目となる4月25日には、新たに子ども1人の死亡が発表された。事故当日、観光船は乗客・乗員合わせて26人を乗せて斜里町ウトロを出港したが、これまでに救助された11人全員の死亡が確認されたことになる。このニュースを耳にして「背筋が凍った」と語るのは、2019年に家族で知床岬を巡るクルージングに参加した50代の男性だ。
「本当に驚きましたよ。事故が起きたのは私たち家族が3年前の4月28日に観光船で周ったのと全く同じコースですからね……。...
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