知床遊覧船事故 情報が遅すぎて家族の苛立ちはピークに…「海保の仕切りの悪さ」で大混乱

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「なんで情報がこんなに遅いんだ!」。北海道・知床半島の沖合で観光船が消息を絶った海難事故で、安否を心配する家族たちの疲れや苛立ちは頂点に達している。本来、誰よりも矢面に立たなければならない運航会社の社長は、いまだ記者会見すら開かないまま。現場の記者たちからは、捜査や家族と記者への対応に当たる第1管区海上保安本部の”仕切りの悪さ”を指摘する声も上がっている。

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 遊覧船「KAZU 1(カズワン)」が出港したウトロ港近くでは、乗客の家族向けに毎日3回の説明会が開かれているが、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が出席したのは初回のみ。...

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