朝ドラ女優の意外な顔……藤田朋子が語る「私が今もワークショップに参加する理由」

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ポールにも会えた

藤田:私だって、今は無名でも演技力が高い人が現れるんじゃないかと不安になったり、緊張して通っているんですよ。予想できない演技をしてくる人と絡ませてもらえる緊張感は刺激があって勉強になります。お金払ってワークショップに行って、演技って楽しいと思えるんです。

――仕事にも繋がっている。

藤田:人生で初めてお婆ちゃん役をいただいたのも、ワークショップがきっかけでした。園監督もそうですし、6月に全国公開される「極主夫道 ザ・ムービー」(配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)の瑠東東一郎監督との出会いもそうなんです。ワークショップをきっかけにテレビドラマ「浦安鉄筋家族」(20年、テレビ東京)に出演させていただいたんです。

――もちろんワークショップばかりではない。

藤田:ディズニープラス(Disney+)で配信されているドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ:Get Back」はご覧になりましたか? 「ミュージック・ライフ」(シンコーミュージック・エンタテイメント)から出た「ザ・ビートルズ ゲット・バック・プロジェクトの全貌」というムックに執筆させてもらったんです! もう嬉しくて、嬉しくて。

――出た!ポール・マッカートニー好き。

藤田:タケカワユキヒデさんの後はもうポール一筋ですからね。ビートルズの現役時代に間に合わなかった私たち世代は、かつての映画「レット・イット・ビー」で印象づけられてしまった、バンド末期の不仲説を一新させてくれる作品です。もう私の40年間はなんだったの!と思えるほど。6月にはDVDやBlu-rayも発売されるので、ビートルズイベントにも参加したいです。

――タケカワユキヒデとポールには会えたのだろうか。

藤田:会えました! タケカワさんとは大学の時にお目にかかることができ、今でも“とこちゃん”と呼んでもらってます。そしてポールには、「おはよう!ナイスデイ」(フジ)のリポーターとしてポールの取材をさせてもらい、会うことが叶いました。

――「笑っていいとも!」(フジ)に出演した際、涙ながらにポールへの思いを訴えて、リポーター役を勝ち取ったという。

藤田:強く思い続ければ、願いは叶うと私は思います!

デイリー新潮編集部

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