キムタク主演ドラマのベストヒロインは誰だ? メディア文化評論家が厳選した“3人の女優”

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 木村拓哉(49)が出演したドラマは60本を超える。主演した連続ドラマ(シリーズは1本として数えた)だけでも、1996年放送の「ロングバケーション」(フジテレビ)以来、現在は22作目が放送中だ。本人曰く「何をやっても同じと言われる」と言うけれど、ならば相手役のヒロインを見比べたらどうなるか。当然、ヒロインも相当な数に上る。メディア文化評論家の碓井広義氏に歴代ヒロインの中からベスト3を選出してもらった。

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 今期、木村拓哉主演『未来への10カウント』(テレビ朝日系)が放送されている。木村が演じる桐沢祥吾は、かつて有望なボクシング選手だった。現在は母校のボクシング部コーチを務めている。

 ヒロインともいうべき折原葵(満島ひかり)は、国語教師でボクシング部の顧問だ。知らないことは何でも知りたがり、祥吾に対してもポンポンとものを言う。

 今後、2人の関係がどうなるのか分からないが、主演のキムタクにもひるむ様子のない満島が、これまでにないヒロイン像を見せてくれそうだ。

 あらためて、過去のキムタクドラマのヒロインを振り返ってみたい。しかも、その「ベスト3」を選ぶとしたら誰になるのか。判断基準は極めてシンプルだ。「記憶に残るヒロイン」「忘れられないヒロイン」である。

 なぜなら、キムタクドラマでは木村拓哉の存在が圧倒的に大きい。放送から時間が経てば、相手役の印象は希薄になってしまう。

 たとえば『GOOD LUCK!!』(TBS系)、『プライド』(フジテレビ系)、『CHANGE』(同)などの女優陣を、すぐに思い出せるだろうか。正解は順に柴咲コウ、竹内結子、そして深津絵里だ。

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