サバゲ―施設で軍事訓練、IT強者は「サイバー攻撃」 ウクライナ・リビウのいま

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サバイバルゲーム施設で訓練

 ウクライナ西部の都市・リビウ。ポーランド国境近くのこの街には、激戦地から避難してきた老若男女が集まっている。国外や田舎へ移動するための経由地として、命からがら逃げてきた女性や子どもが多い同地でも、4月18日には露軍から4発のミサイル攻撃を受けたと発表された。

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 そんなリビウの人々は、どのように暮らし、何を考えているのか。現地に2週間滞在したジャーナリスト・藤原亮司氏(ジャパンプレス所属)は言う。

「地元の人や避難民は、自分にできることを模索しています。例えば、ボランティアとして迷彩ネットや火炎瓶を作っています。また、若者や体力のある人は民間人ながら軍事訓練を受けています」

 具体的には、サバイバルゲーム施設を使用して、元軍人が教官となり、銃の扱いや市街戦のフォーメーションを訓練するということも行われている。

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