中日・根尾昂に浮上する究極の起用法「数年内にゴールデングラブ賞は確実」「ブルペンでいいボールを投げていた」素質

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キャンプMVPのウラ

 これにはウラがあるという。

「今キャンプでは、スラッガーとして大きな期待を受けている石川昂弥(20)、バットコントロールの定評が高い岡林、体力と潜在能力が買われている三好大倫(24)、昨季15盗塁を記録した高松渡(22)など、目立った活躍を見せた若手選手はいくらでもいました」(先の記者)

 一方の根尾はインパクトを残せず、早出特打ちなどの打撃練習で、ほぼ毎日のように中村コーチや森野将彦打撃コーチからカミナリを落とされていたという。

「立浪監督はそんな根尾がグレてしまわないよう、MVPを与えたのではないかと言われているのです。いわば“アメとムチ”のアメで、『お前のことを見捨てたわけではない。もっと頑張れ』という意味合いを込め、誰もが予想外だった根尾にMVPを与えたらしいのです」(同前)

 ただ、これは額面通りのMVPではなく、事実上“お情け”のようなものであったことは明白。前出の中日OBも「心を腐らせないようにするために立浪監督からアメを与えられたということは、それだけ根尾が非常にマズい立ち位置へ追い込まれている証拠と言える」と指摘し、次のように警鐘を鳴らす。

天性の頭の良さ

「彼はドラゴンズジュニアにも選抜された小学生時代から“天才”と言われ続け、アマでは歴代の指導者たちから文句を言われず、ここまで才能でのし上がってきた。プロの世界で初めて壁にぶち当たったが、その事実をプライドが邪魔して未だに受け入れられないところもあるようだ」(前出の中日OB)

 要するに頑固だから、口では「はい、分かりました」と言えても、実はきちんと助言に耳を傾けることができないというわけだ。

「指導者から『こうしろ、ああしろ』と言われても、一旦受け入れるかと思いきや結局は意固地になって、また自分の打撃スタイルに戻してしまう。ご両親は共に医師で、根尾自身も非常に頭がいいが、その天性の頭の良さが逆に足かせになってしまっているところもあるかもしれない」(同前)

 しかしながら、泥沼にハマり込む根尾の現状を解決するための“究極の起用法”が、ここにきて急浮上していることも最後に触れておきたい。大阪桐蔭時代にもこなしてきた投手と野手の「二刀流起用」だ。

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