42歳「ミセス京都市議」に新たな問題 脱税疑惑と不貞行為を夫が再び告発

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面会交流権

 冒頭で紹介した通り、貴志氏は2020年4月から11月まで休業状態にあった。この期間には夏休みが含まれている。当時はそれこそ、一日中一緒の日も珍しくなかったという。

「娘は小学生で、おまけに低学年ではありません。不正計上となった期間、私が働いていないのを間近に見ています。『夫と娘を会わせると、更に自分の不正を裏付けるような記事が出てしまう』と妻が恐れていても不思議はありません。もし私の指摘が邪推と言うのなら、堂々と娘に会わせてほしいですね」

 親が子に会う権利は「面会交流権」と呼ばれる。別居中の親でも要求する権利はあり、最近の裁判所は権利を認める傾向があるという。

「私の願いは、ささやかなものです。1つは娘に会いたいということです。2つ目は、母親の家でもなく私の家でもない、祖父母の家など両親から自由になれる場所を娘に提供したいということです。娘が冷静に将来のことを考え、その結果、『離婚後は父親ではなく、母親と一緒に住みたい』と言うのなら、私はそれに従います」

今後の離婚協議

 今後の離婚協議で貴志氏は、恵美氏の“不貞行為”も明らかにするという。

「昨年の4月、妻は出張で横浜市に出かけました。ところが、出席するはずのイベントに姿を見せていないことが分かりました。そこで、妻の同意を得て手帳を調べました。私と結婚していながら、複数の男性議員と親密な関係を持っていたことが分かったのです。今後の離婚協議で、手帳の記述は証拠として使えないか検討しています」

 恵美市議には電話で趣旨を伝え、取材を依頼したところ、メールで申請するよう求められた。

 取材趣旨を記載したメールを送り、回答期日まで待ったが、回答はなかった。

 京都市会基本条例は、第6条で《議員は、市民の範となるよう努めるものとする》と定めている。果たして恵美市議は──?

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