東京マラソン、白バイ“先導ミス”の余波 世界新が出ていたら世界中から大物ランナーが

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 世界記録保持者が東京を走る!――3月6日に行われた東京マラソンは例年に増して注目を集めていた。

 その人、エリウド・キプチョゲ(37)は、9時10分に新宿をスタートし、快調にラップを刻んだ。10キロ地点でそれは自身が持つ世界記録を23秒も上回っていた。

 悲劇はその直後に起きた。

 上野3丁目付近で、先導する白バイが道を間違えたのである。

 スポーツ紙記者が語る。

「折り返し地点でUターンができない中継車は、直前の交差点の手前でコースを外れて脇道を進みました。...

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