悠仁さまの「筑附高」進学、最大の懸念はご学友づくり? お茶の水では“特別扱い”

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「今でも後輩として接していただいている」

 また、学習院大の音楽部で陛下の2年後輩にあたる竹内尚子さんは、

「学習院では皇族の方がいらっしゃるのが日常風景。私も大学時代に陛下と歩いている時、気付いたら周りを護衛の方に囲まれていたことがありました」

 そう振り返りつつ、

「入学して間もない頃、陛下に“テレビで観る(浩宮)殿下と、こうして目の前でお話しされている方が同じとはどうしても思えません”と、つい口にしてしまったことがあったのですが、陛下は“それでいいですよ”と仰って下さった。皇太子となられてからも、私を学生時代のあだ名でお呼びになるなど、当時のまま、後輩として接していただいています。陛下にとって私たちは、プライベートを見せられる存在だったのでしょう。私たちが少しでも陛下のお力になれたのであれば、幸せなことだと思います」

 これこそ“分け隔てのない友情”であろう。翻って悠仁さまはといえば、

「19年4月に行われたお茶の水附属中の入学式では、悠仁さまが新入生114人を代表してあいさつをなさいました。『それぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたい』などと宣誓されたのです。お茶の水側は、悠仁さまが代表に選ばれた理由について“学業や人格的成長を総合的に判断した”としていましたが、そもそも新入生代表のあいさつ自体、お茶の水中では過去になかった。つまり、学校側が率先して悠仁さまを“特別扱い”したわけです」(前出皇室ジャーナリスト)

筑附に皇族方受け入れのノウハウは皆無

 もとより皇族方をお迎えした実績のない国立大附属中では、学習院の“お見守りしつつ自然に”といった絶妙の応対など不可能。そして、これから進学なさる「筑附」もまた、受け入れのノウハウは皆無である。

「将来の天皇に求められるのは競争社会で生き抜く力ではないはずです。悠仁さまが、はたして生き馬の目を抜く環境に溶け込んでいかれるかどうか、大いに疑問です。新しい同級生と交流して打ち解けられなければ、上皇さまや陛下がご学友と結ばれてきた“生涯の友情”など望むべくもありません」(同)

 頑なに学習院を忌避なさった秋篠宮ご夫妻。悠仁さまの将来を真に思い、その方針に進言して翻意させられるような気概のある職員は、宮内庁にはいなかったということだ。

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