「さんま御殿」でも笑いを取れず……今思い出す「林家三平」の豪華すぎた襲名披露公演

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「だから『笑点』降ろされたんだ!」

 明石家さんま(66)のツッコミにたじろぐ林家三平(51)は、上手く返すこともままならない。それゆえ「笑点」降板は、三平の意思ではなく、やっぱり面白くないから降ろされたんだと納得した視聴者も少なくないだろう。

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 2月8日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)は、“パパママ芸能人 大反省会SP!”と題して、子育てに苦労する芸能人が登場。その1人に、2代目三平もいた。ベテランテレビマンが言う。

「他のゲストはみな子育てのエピソードを披露しているのに、三平だけは自分の父の話で、彼がしゃべり出すとワイプには昭和の爆笑王、初代三平師匠の写真が現れました」

三平:父から1回も怒られたことないんですよ。

さんま:イメージのママなのか。

三平:うちに帰ってきて、「羊羹(ようかん)は、よー噛んでたべなさい」「布団が吹っ飛んだ」とか言ってくれるんです。

さんま:だから「笑点」降ろされたんだ!

 さんまは何度もこのツッコミを繰り出したが、三平は残念ながらギャグにして返すことはできなかった。

元日からしでかした

「『さんま御殿』でせっかくリベンジの機会を与えられたのに、残念な結果に終わってしまいましたね。三平は今年1月1日放送の『ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート』(NHK・Eテレ)でもゲストに呼ばれてやらかしていました。ピアニストの反田恭平さんが弾いた『ピチカート・ポルカ』について、彼はクラシック好きの一面を披露しようとしたのか、“4分の3拍子”と訳知り顔で語っていました。でも、ポルカは4分の2拍子ですよ。クラシックのファンからはSNSで“にわか”と叩かれていました」

 昨年12月26日の放送を最後に「笑点」の大喜利メンバーを降板してから、三平は散々なようだ。

「実は『笑点』でも、三平は面白くないと評判でした。彼が大喜利のメンバーに加入したのは2016年5月。司会の桂歌丸師匠が勇退されたことで、レギュラー回答者だった春風亭昇太さんが司会に抜擢され、その穴を埋める形で選ばれたのが三平でした。昇太さんはレギュラー陣の中では若手のほうでしたが、司会に抜擢されたのは彼が面白かったからです。昇太さんの代わりに新たに回答者として加わるプレッシャーも大きかったとは思います。しかし、5年7カ月の在籍中、大喜利名物の座布団10枚を一度として達成できなかったのは、実力不足だったと言われても仕方ありません」

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