30億円申告漏れの「相双リテック」 「除染成金」会長は「ヤクルト真中監督」のタニマチ

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紙袋に現金

 除染マネーで私腹を肥やした塚本会長は、羽振りの良さでも知られていた。とりわけ、ヤクルトスワローズ元監督の真中満氏へのタニマチ然とした振る舞いは、目を瞠るものがある。

 相双リテック関係者によると、

「二人とも日大出身で、先輩後輩の間柄。塚本会長は、真中さんが監督当時にはコーチなども引き連れて、銀座の高級クラブに繰り出していました」

 紙袋に現金を無造作に入れて持ち歩き、そこからがばっと札束を掴んで支払い、領収書は受け取らなかったとか。また、15年のヤクルトのリーグ優勝時には、総額で1000万円は下らないフランクミュラーとロレックスの腕時計をプレゼント。会社の顧問料名目で年1000万円近くを払い、正月には100万円のお年玉も渡していたという。

 真中氏は、塚本会長からの経済的援助に報いるためか、「職権濫用」を疑われても仕方のないようなことまでしていた。野球好きの塚本会長は会社に軟式野球チームを持ち、常々、“チームからプロ野球選手を出すのが夢”と公言していたが、16年のドラフト会議で、ヤクルトは相双リテックの選手を6位指名。真中氏が、塚本会長の夢を叶えた格好である。

「週刊新潮」2019年5月2・9日号「MONEY」欄の有料版では、塚本会長の除染成金ぶりを詳報する。

週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

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