「鹿島」元幹部への「復興マネー」還流、「ヤクルト監督」と「除染タニマチ」との類似性

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ドラフトで6位指名

 大手ゼネコン「鹿島」の元幹部が、福島復興事業に関連し、下請け業者への発注の見返りに約2億円を受け取っていたことを、3月1日付の読売新聞が報じた。記事には、〈所得税法違反(脱税)の疑いで仙台国税局が査察(強制調査)に入り、同容疑での告発を視野に仙台地検と連携して調査を進めている〉とあり、除染や解体などでつぎ込まれた復興マネーが下請けを通じて元請けに還流している構図が見て取れる。こうした構図が露見したのは初めてではない。同様の事案はこれまでにもあった。かつては大手ゼネコンの2次下請け企業のトップが超高額の役員報酬を設定し、それがヤクルトの真中満監督(=当時)に流れていたという一件もあった。...

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