W杯代表の練習地変更の背景に「アパホテル」 客室からピッチが丸見えでスタメン情報が漏洩か
「夢フィールド」という施設がある。正式名称は「高円宮記念JFA夢フィールド」。サポーターからの寄付約1億円を含む総工費約42億円をかけて一昨年3月、千葉・海浜幕張に完成した。
【写真2枚】アパホテルから“丸見え”だった「JTA夢フィールド」
整備の行き届いた常緑のピッチ4面をはじめ、ジムや診療室、天然温泉浴場などを備えるこのサッカー練習場は、なでしこや年代別代表を含む日本代表各チームの強化合宿拠点にもなっている。
もっとも、各試合の前々日に限っては、当地の手入れの行き届いたピッチは使わず、数キロ離れたところにある古びた市営運動場で練習することになった。
実戦に近い形で行う前々日練習は、フォーメーションやセットプレーの確認など機密性の高いメニューが組まれ、非公開が原則だ。前日にスタジアムで行われる公式練習と並んで重要な練習なのに、なぜ最新鋭の施設を使わないのか？
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