韓国の反日教授が「佐渡金山」推薦に噛みつき「文化庁長官に抗議書簡を送った」「“国際的な恥”をかくだけ」「歴史を歪める馬鹿げた主張」「日本は“自滅”を選んだ」

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自身が“国際的な恥”をかいた過去

 徐氏は日本に対する過激な発言で人気を博している。史実の真摯な検証をする姿勢はほとんどなく、韓国内で流布する歴史認識をSNS上で代弁してきたわけだが、実は過去に“国際的な恥”をかいたのは1度や2度ではない。

 2017年7月3日から1週間、米国・ニューヨークにあるタイムズスクエアの屋外電光掲示板に「軍艦島の真実」という広報映像を放映したことがあったが、この時使用した写真が1955年代に福岡県の筑豊炭田を撮影したもので、写っている人物も日本人であったことが判明。自身の誤りを認めて「徹底した検証ができず、不本意なミスを犯した。写真の人物が日本人であることを私も今回初めて知った」と釈明したことがあった。

 もう少し遡ると、広告代未払いのため米・広告代理店から訴訟を起こされ(2012年ニューヨーク・タイムズスクエア広場に慰安婦謝罪要求広告を掲示した代金)、2016年には修士論文の64%が他人の論文や文献などを盗作、捏造したものであったと報じられたこともあった。

 佐渡金山に関する主張もこれまでと同様、ファクトとは無縁のものばかりなのはここまでに見た通り。“国際的な恥”をかくという言葉がブーメランとなって彼の元に戻ってくる日は、そう遠くないのかもしれない。

羽田真代(はだまよ)
同志社大学卒業後、日本企業にて4年間勤務。2014年に、単身韓国・ソウルに渡り、日本と韓国の情勢について研究。韓国企業で勤務する傍ら、ビジネスライターとしても執筆活動を行っている。

デイリー新潮編集部

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