悠仁さまが「即位拒否」の懸念も 「小室問題」であらわになった「教育係の不在」と「晒される皇室」

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即位拒否の可能性も

 ご結婚を巡る「佳子さまの乱」は現実味がいや増すばかりだが、さらには目下、皇統の存続を脅かす重大な懸念も生じているという。皇室に詳しい麗澤大学の八木秀次教授は、

「昭和から平成を経て皇室の民主化が急激に進み過ぎたことで、いわば“何でもあり”の状況ができてしまった。その延長線上に、今回の小室さんの問題があるのだと思います」

 あらためてそう指摘し、

「“開かれた皇室”という風潮には、スマホやSNSの普及も大きく影響しています。この数年で、誰でも気軽に意見ができるようになり、皇室が身近なものになり過ぎてしまいました。畏(おそ)れる存在という意識が、世間からなくなりつつあるように感じます。そんな中で眞子さんは“私”を通したわけですが、皇室においてもっぱら個人のご意思が尊重されるような流れが定着してしまえば、これに続いて先々、悠仁さまが“天皇になりたくありません”と即位を拒否なさるようなことも、決してあり得ないとはいえません」

 それは現在の皇室、とりわけ秋篠宮家を取り巻く環境が不安視されるからであり、

「問題は、宮内庁も含めて皇室に進言できる人がいないことです。悠仁さまには、天皇や皇室とはどういうものなのか、それらをきちんと教えられる人物を早く付けるべきです。さもないと誰も皇室をマネジメントできなくなり、今回の小室さんの問題でネット上に多く見られた“もう皇室はいらない”といった極端な意見が増えることにも繋がりかねません」

「生涯の友」の重要性

 悠仁さまについては、学習院に進まれなかったこと自体が問題だったと言い、

「以前、(上皇さまのいとこにあたる)寛仁親王殿下に“皇室の方々は何か特別な教育を受けられるのでしょうか”と尋ねたことがあります。殿下は“いいえ、ただ学習院に行っただけです”とお答えになりました。学習院というのはある程度限られた家柄のお子さんが通う学校で、かつてはご学友が侍従となることもあった。これまで天皇には、生涯の友として時には進言し、また苦言を呈することができる存在があったのです」

 ところが、

「悠仁さまの周囲には、そうしたご学友や指導役といった存在が見受けられません。身の回りのお世話係は宮内庁に出向中の役人ばかりで、任期を大過なく送りたいと願う彼らが、悠仁さまに進言やアドバイスなどするはずがない。今回の小室さんの問題では、トップの長官でさえ皇室をマネジメントできない実態が浮き彫りになりました。小室さんではありませんが、現状はまさしく“レットイットビー状態”だといえます」

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