東海林のり子が語る「病院に行かない」健康法 おひとりさま生活を満たす「なにわ男子」「韓流ドラマ」

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「なにわ男子」にドはまり

 あっ、あと今はジャニーズアイドルの「なにわ男子」。カッコいいのよ~。その前は同じくジャニーズの「Snow Man」にハマりました。女性誌の「anan」に載っていたSnow Manがカッコよかったから、ちょっと恥ずかしかったけど本屋さんでその「anan」を買っちゃったんです。

 私、イケメン好きなんです。だから、アバウトな性格でシワは気にしないけど、毎朝、必ず口紅は塗っています。いつ、どんなイケメンと会うか分かりませんからね。それにきちんとお化粧をすると、どういうわけか元気が湧いてくるんです。

 掃除を適当に済ませ、韓流ドラマにハマり、ジャニーズアイドルに夢中になる。どれもおひとりさまでフリーだからこそ好きなだけできること。そして、それはきっと明日も続くはずです。だから私は終活とか断捨離はしません。自分で自分のものを捨てるって、いかにも人生の終わりに向かって整理している感じがして、後ろ向きな気がするんです。

 とにかく未来を信じて、楽しそうだと思ったことは何でもやってみる。これがおひとりさまには大切だと思います。それから趣味も健康も、ひとりで生きていくには要は気合い。「アドレスホッパー」と「グランピング」が分からないおひとりさまは、面倒くさがらずに自分で調べてみてください。気合いよ!

東海林のり子(しょうじのりこ)
レポーター。1934年生まれ、87歳。大学卒業後、ニッポン放送に入社。71年に退社してフリーになると、テレビのワイドショーで事件レポーターとして活躍。「現場の東海林です」というフレーズで親しまれる。現在は、講演活動などを行っている。

週刊新潮 2021年12月30日・2022年1月6日号掲載

特集「『離婚』『生涯独身』『死別』…1億総『おひとりさま』時代 先達に学ぶ『知恵』と『現実』」より

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