島田陽子にまた金銭トラブル 消えた「三船敏郎生誕100周年記念映画」出資金1000万円

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「私は無関係」だと居直った島田

 二人は島田本人とX社代表に面会を求めようとしたが応じてもらえず。そこで21年6月に、X社代表と島田に対して出資金1000万円を返金するよう覚書を送った。島田はLINEで返信してきたが、不誠実な言動を繰り返すばかりだったという。

「『(覚書を)見てもわかりません。どこが違反だか』、『あくまでも契約したのはX社なのだから、私は無関係だ』と。確かに契約上はそうですが、自身が話を持ち掛けた上に口座まで管理しておいて、どの口が言うのかと。しまいに『Aさんは出資者を紹介してくれたのだから、この映画のプロデューサーですよね? それがいきなり出資者側に回るなんて!』といった支離滅裂なことまで言い出した」(A氏)

 そして昨年12月、「訴訟も辞さない」というB氏が凄んだことで、ついに島田との直接の会合が持たれた。参加者はA氏、B氏、島田、X社代表の4人。三船敏郎の生誕100周年である2020年からは、すでに2年の歳月が過ぎていた。A氏が振り返る。

「島田さんは『出資金なのだから戻ってこないことだってある、借りたお金だとはそもそも思ってない!』と逆ギレし始めました。一方、『コロナで遅れているだけで製作は進めていく』と泣きつくようなことも言う。1000万円を何に使ったんだと問い詰めると、『別の出資者を募る資金として使った』と。そもそもは製作準備金として必要な3000万円のうち1000万円が足りないという話でした。さらに出資金を募るためというのは矛盾しています」

 その間、X社代表はダンマリを続け、最後には「別の出資者に1000万円出してくれそうな人がいる。その人のところにこれから一緒に頼みに行ってくれないか」と提案してきたという。

「なぜ更なる借金のために私たちが協力しないといけないのか……。理解に苦しみます。映画が大コケして1000万円を回収できないのであれば納得できる。でも、映画自体が作られないのであれば、これはもはや詐欺と言ってもいいのではないでしょうか」(A氏)

島田を直撃

 島田本人はどのように考えているのだろうか。電話で本人に直撃した。

「金銭トラブルには……、特になっていないですね」

 こうトラブル自体を否定し出した島田。B氏から1000万円の返金を求められているはずだと問うと、次のように答えた。

「私はあくまでも出演する一女優なので、契約には一切関わっていません。1000万円を借りていること自体は知っていますが、あくまでもX社がB氏と結んだ契約なので。私に聞かれても分からないです。プロデューサーでもないです。その頃、私のマネージャーをやっていたA氏がB氏を紹介したのです」

 だが、A氏は「島田さんのマネージャーになったことなど一度もない」と否定する。先月開かれた会合で言い放ったとされる「出資金だから返すお金ではない」という文言について確認すると、笑いながら否定した。

「そんなこと私一言も言ってないですよ。なんで私が関わってない契約のことで騒がないといけないんですか?」

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