乃木坂46で最も優しかった高山一実 米国人カップルを感激させた“いいヤツ”エピソード名場面

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 2021年11月21日に開催された東京ドーム公演を最後に、惜しまれつつ乃木坂46から卒業した高山一実(27)。12月1日には個人でのオフィシャルサイトを開設し、新たな道を歩み始めている。卒業から1カ月と少したった今、グループにとって彼女はどんな存在だったのかを改めて考えてみたい。

 高山は2011年8月、1期生として乃木坂46に加入した。グループきってのムードメーカーで、冠番組「乃木坂って、どこ?」(現在放送中のテレビ東京系「乃木坂工事中」の前身番組)では、生来の明るさを活かし、笑いのポイントゲッターになっていた。ほかのメンバーにくらべても、他番組への出演の数がはじめから際立っていた。

 そのため、彼女には“明るい”“楽しい”というイメージがあるのではないか。だが、彼女を表現する最もふさわしい言葉は“優しい”だと思う。

 泣いているメンバーを見ると率先して手を差し伸べ、気遣いするシーンが幾度となくあった。「乃木坂工事中」(以下、「乃木中」)でメンバーが選ぶ“乃木坂46で一番優しいメンバー”では、第1位に輝いていた。選出理由も「必ず人を肯定する。否定しない。明らかに間違っていたり変だったりしていても、否定しない」(1期生・生田絵梨花)や「(高山の)怒ったところを想像できない。私が一時期イタズラをしたときも笑って付き合ってくれていた」(3期生・吉田綾乃クリスティー)と、その人柄がしのばれるものだった。

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