二階元幹事長の党本部5階の部屋への来客がひっきりなし 「訪中・訪朝」「維新との接近」工作で捲土重来を期す

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日朝国交正常化推進議員連盟の顧問

 水を得た魚と言うと大仰だが、5階に部屋を得た二階氏は陳情を出来るだけこなしながら存在感を維持しつつ、議員外交にも積極的だという。

「二階さんと言えば中国共産党との強いつながりで知られています。天安門事件の直後に二階さんは所属する経世会の訪中団の一員として北京入りし、戒厳令の最中に国家主席と会談しました。これをきっかけに中国の懐深く入り込んだことについては毀誉褒貶がつきまといますが、語り草になっています」(担当記者)

 加えて二階氏は、超党派の議員で構成される「日朝国交正常化推進議員連盟」の顧問を務めている。

「今年4月には、訪朝に言及したり、“拉致問題が一番大事だと言うだけではダメ”などと発言したりしてきました。北朝鮮に強い影響力がある中国とのパイプを生かしつつ、金丸訪朝団のような動きを狙っているとも言われています。一方で、側近の林幹雄さんは維新との距離を縮めるべく密命を帯びており、アレコレ動いているようです。なかなかしたたかな“軍団”ですね」(同)

派閥ボスの禅譲は?

 総選挙後には二階氏の後を継いで、武田良太前総務相が派閥のボスとなるとも取り沙汰されたが、

「若手はともかく全体となると武田さんはまだまだのようですね。強行すれば逆に分裂ともなりかねず、今はまだ二階さんの求心力に頼らざるを得ない状況で、禅譲まではまだ時間がかかりそうです」(先の記者)

 5階の部屋を訪れる人々が絶えないことに、二階氏は満更でもないようで、自身の「さらなる晴れ舞台」が近づいていることをひしひしと感じている様子だという。脳裏に浮かぶは捲土重来、臥薪嘗胆といった言葉だろうか。

デイリー新潮編集部

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