「斎藤佑樹氏」争奪戦 北京五輪のコメンテーターとしてNHK起用説が浮上して

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ナショナルクライアントとの広告契約

 もちろん他局も手をこまねいていたわけではない。特に報ステ(テレ朝)は日ハムと浅からぬ縁がある。前監督の栗山英樹氏や侍ジャパン監督として金メダルを獲得した稲葉篤紀・日ハムGMがコメンテーター務めていたからだ。

「特に栗山氏と斎藤氏の関係は特別で、栗山氏は彼の現役時代、その再生を何とか実現したいとあれこれと腐心してきました」(スポーツ紙デスク)

 もちろん、その関係は今もなお堅固なもので、

「斎藤氏が報ステに出演することもないわけではないでしょうし、どこかに専属ということもないと思いますが、NHKでの出演を優先的に考えているようです。早慶戦でのゲスト出演での語り口はNHK側の評価も高かった。今後、ナショナルクライアントとの広告契約まで見据えると、それがベターな選択でしょう」(同)

 その見方を前提にすると、これからの仕事はどうなっていくか?

「ひとつ噂されているのは、来年2月の北京冬季五輪関連でのコメンテーター起用です。冬季だから野球は関係ないんですけど、各競技の代表へのインタビューもこなせるでしょうし、仕切り役のアナウンサーがいる中で安定感のあるコメントも話せるように思います。いずれキャスターとしての仕事もあるかもしれませんよね」

「きっとまた、お会いしましょう」と言った斎藤ブランドの力がどんどん高まっていきそうだ。

デイリー新潮編集部

2021年11月15日掲載

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