「新庄剛志監督」誕生に賛否両論 スポーツ紙記者は「日ハムにとっては当然の人事でしょう」

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守備から見える“知性”

 日ハムは新庄氏を獲得して大きな恩恵を得たという“成功体験”を持っている。そのため、今回の監督起用も球団サイドにとってはごく自然な決定だったと分析する。

「一部の報道にある『ただの客寄せパンダ』だとしたら、日米通算1524安打、225本塁打は達成できなかったと思います。しかも日米共に、新庄さんが本当に評価されていたのは打撃ではなく守備です。試合の流れ、ボールカウント、屋外球場なら風向きなどを素早く判断し、1球ごとに守備位置を微調整していました。もし頭脳に問題のある選手なら、あんな守備はできません。率直に言って、新庄さんに“知性派”という社会的イメージは存在しないと思います。しかし、実は非常にクレバーな人です」(同・記者)

デイリー新潮取材班

2021年11月4日掲載

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