かつての長者番付1位「ユニバーサル岡田元会長」が無一文に? 贅沢三昧の「後妻」からも三行半
証人尋問をドタキャン
パチスロメーカー最大手「ユニバーサルエンターテインメント(UE)」の岡田和生元会長は、本来であればカジノ業界の牽引役を任されるはずだった。だが2017年6月、UEの株主総会に出された解任決議に元会長の長男と長女が筆頭株主として賛同した末、放逐された。そしていま、無一文になるかもしれない状況に陥っている。
***
速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も
速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと
元会長追放劇の流れで、UEは元会長の公私混同を裏付ける調査結果を公表した。個人的な利益を得る目的で資金を還流させ、UEに計1億5100万香港ドルと17万3500米国ドルの損害を与えたとされる。
18年3月には、投資家の細羽(ほそば)強氏が、元会長を相手取って株主代表訴訟に踏み切った。UEの調査結果の損害額に加え、その調査費用など1億円を合わせた計23億円超をUEに支払うよう求めたのだ。
目下、この訴訟が佳境を迎えている。訴訟では、元会長は公私混同を否定する主張を行い、さらに元会長自身の申し出により、今年6月に証人尋問の日程も組まれていた。ところが、当日にまさかのドタキャン。そのまま裁判は結審し、11月下旬には判決の予定である。
[1/2ページ]