池上彰、太田光、櫻井翔、大越、宮根……選挙特番の勝者を占う、最下位から本命に踊り出した局は?

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本命はTBS

 民放5局の争いはどうなるのか。まず注目すべきはTBSだ。

「前回の衆院選で最下位となったTBSが、今回は大勝負に出ています。『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』は、スペシャルMCに爆笑問題の太田光を抜擢し、『NEWS23』の小川彩佳、『Nスタ』の井上貴博・ホラン千秋のコンビ、『ゴゴスマ』の石井亮次、さらに国山ハセン。ゲストには金子恵美元代議士、りゅうちぇる、いわゆる『サンデージャポン』ファミリーを持ってきた。局を挙げて特番に取り組んでいるようで、【本命】と言っていいかもしれません。太田には、何をしでかすかわからないワクワク感を感じます。先日、小川アナが『サンジャポ』に出演したときには容赦なくツッコんでいましたから、今回も何かしらあるかもしれません。小川アナの元義父にあたる豊田潤多郎氏が立憲民主党から比例近畿ブロックで出馬しているので、その辺りにも触れるかもしれません」

 さすがに安住紳一郎アナは、翌朝に生放送の「THE TIME,」があるため不参加のようだ。次に気になるのは、やはり前回の覇者・テレ東『池上彰の総選挙ライブ』である。

池上無双は単穴

「池上さんを【対抗】としたいところですが、今回は【単穴】といったところでしょう。かつては公明党と支持母体の創価学会のタブーに切り込み、選挙活動をする学会信者から『選挙をすると功徳になる』との言質を取って、世間をアッと言わせました。視聴率も民放で唯一の2桁を取ったことがあります。とはいえ“池上無双”もそろそろ飽きられ始めている気がします。当選者のプチ情報も話題になりましたが、既に各局が模倣したため独自色は薄れました。決まって密着取材していた小泉進次郎の人気も、かつてほどではなくなりましたからね。はたして今回はどこで数字を伸ばすか、アッと驚く新機軸がなければ首位は厳しいと見ています」

 ならば対抗はどこに?

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