斎藤佑樹は異例の“11年契約”だったからクビにならなかった? 長期契約を結んだ狙いは

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 11年間で15勝26敗――そんな残念な成績しか残せなかった選手に対して、今月17日、名球会選手もかくやという立派な引退セレモニーが執り行われた。

“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹(33)のことである。

 そもそも、いつクビになってもおかしくない彼を球団はなぜ雇い続けたのか。

 入団時に“自ら辞めると言うまで解雇しない”という密約が交わされているなどと噂されたが、

「実は“11年契約”だったという話です。中途半端な数字ですが、斎藤は“1”という数字が好きなので並べたのでしょうか」

 とスポーツ紙日ハム担当記者が明かす。

 しかし、入団から引退に至るまで、なぜそのような破格の厚遇が必要なのか。

「日ハムのようなカネも人気もそこそこの球団は、ドラフトが戦力補強の命綱。そこで指名した選手に入団拒否されないために、長期にわたる身分を保証する提案を行うのでしょう」

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