中国人ビジネスマンと日本人ビジネスマンのお金に対する考え方がいかに違うか。『チャイナハラスメント 中国にむしられる日本企業』の著者、松原邦久氏は、その一端をカラオケバーでの振る舞いの差から説明している。
あるとき松原氏は、中国人の友人に連れられて中国人が集う高級カラオケバーに足を運んだ。入り口で最初のビックリが待っていた。歓迎の挨拶は、ママさんが上着をはだけて「ナマ乳」でする顧客へのハグなのだ。
ビックリはさらに続く。中国の高級カラオケバーでは客の横に女性がつくのが一般的だが、このカラオケバーでは、顧客が女性を指名すると、指名された女性はスカートをたくしあげ、下着を膝まで下ろして顧客の前でくるりと一回転するのだ。...
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在留資格や帰化申請のサポートをする行政書士は、
「やはり、中国人にとって日本はお金を稼げるという点で魅力的です」
と言い、こう説明する。
「富裕層や非常に専門性の高い知識や技術を持つ人材は別にして、中間層以下が稼ごうとするなら、日本のほうがカネ儲けはしやすい。...
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