町長のレイプを告発した草津女性町議 暴露された「枕営業メモ」の中身とは

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〈草津よいとこ一度はおいで♪〉と謡われる日本屈指の温泉地・群馬県草津町。コロナ禍で観光客の足が遠のく中、より深刻なイメージダウンをもたらしているのが「町長レイプ騒動」だ。女性団体からも目の敵にされ町の評価は下がるばかりだが、犯人扱いされた側も黙ってはいない。町議会では被害を訴える元女性町議にかかわる衝撃の「枕営業メモ」が提出されたのだ。

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 一昨年、草津町の黒岩信忠町長(74)に性的暴行を受けたと告発、注目を浴びたのが新井祥子・元町議(52)だ。名指しされた町長は“全くの嘘”だと全否定。彼女を名誉毀損で刑事告発し、民事訴訟にも打って出た。

 互いの言い分が対立する中、昨年には彼女がリコールを受けて町議の職を失う。折しも世界的な「#MeToo」運動と相俟って、欧米メディアが日本の呆れた実態だと報じ、女性の権利尊重を訴える団体などが新井・元町議を支援。彼女は日本外国特派員協会で会見を開き、世界に向け「性被害は事実」と訴えたのだ。

 一方、先の民事裁判では彼女が保険外交員として、いわゆる“枕営業”をしていたとの証拠文書が提出され、その中身を町長自らが9月6日の草津町議会で暴露する事態が起きていた。

 提出された文書は〈告白書〉と題された彼女自身の手によるメモで、〈2017年10月~2018年10月 Bさんの自宅で2回関係を持ちました。保険契約とおこずかいを頂きました〉〈2018年3月~2019年 Tさん 彼の部屋で2回関係を持ちました。保険契約とおこずかいを頂きました〉などと書かれ、契約と金欲しさでコトに及んだ“枕営業”の実態が赤裸々に明かされているのだ。

 この文書が議会で公になると、議場は騒然となった。傍聴席には、議会で町長側に謝罪を求めて請願書を提出していた新井・元町議や、支援する女性団体のメンバーが傍聴していたのである。

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